硬化療法(ALTA・ジオン注射 )

私 の 手 術 法
最近、新聞やインターネットにおいて痔核の治療の一つで、硬化療法と言う名前を目にされる方が多いと思います。 この方法はALTAまたはジオン注射とも言われ、痛みや出血が少ないことが特徴です。
しかしこの治療法には問題があります。 それは注射法が特殊で指定の講習を受けた医師でないと使用する事が出来ないにもかかわらず、不適切な注入により発熱、直腸潰瘍、直腸狭窄、膿瘍形成などの報告があることです。それに加え、まだ5年以上の長期予後は不明です。 そして、何より問題なのは再発率が高い事です。現在統計では約20パーセントの確率で再発が認められています。
私は開業前から痔核は根本的な外科手術(結さつ切除術)をして治しています。 完璧にまた誰よりも綺麗に治したいためです。専門医としては再発が最も許せません。 どんなに大きな、変形した痔核でもきちんとした手術をすれば、予後の不安もなく完璧に治療できます。 ただそのためには経験と実績が必ず必要です。生活態度にも寄りますが、再発はほぼゼロに近い数字を出しています。
様々な点から鑑みて、私はやはり結さつ切除術こそが痔核の最高の手術だと思います。 今後将来はどうなるかはわかりませんが、当分の間はこの根本的手術療法で、完璧にまた綺麗な自慢できる肛門にしたいという信念をもって手術を続けていくつもりです。

院長 篠原憲次


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