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  • 篠原肛門科

女性 30代 吹田市

穴 ー 痔の手術を終えて 「もう一篇の詩」で金子光晴は 恋人のうんこになった きっと 汲み取り式のかわやに捨てられたんだろうな 無残なかたちで そして光晴さんは そんな自分の姿を笑っていたのかもしれない 私には 捨て去る恋人なんて いやしない 年を重ねる度に 守るものばかり 増えていた 出産のときに いきんだのと便秘が続きすぎたのが ウンのツキ いつの間にか育ててしまったそれを 指で触れたり  穴の中に押し戻したり  けれど守るものは 子供 、家庭 、なけなしのへそくりや詩心で 充分 と勇気をふりしぼって 捨て去った   - 切るのだ - ¥麻酔注射は六本目あたりから感覚が無くなったずっと私の穴について離れなかった肉塊が血まみれになって手術直後の私の目の前に運ばれてきた サ ヨ ナ ラ ・ ・ ・ 捨て去ったあとの痛み ぐっとこらえた  そんな日々も過ぎ去り月日は驚くほど傷を癒してくれた 私のお尻は娘のような美しい桃のようではないけれど ー 捨て去って - よかった 今では すっきりした気分で 時々 穴に触れてみる

【篠原院長より】 詩の大好きな患者さんで同人誌 「スキップ 現詩人」 に掲載された本をいただきました。 小学生の娘さんも好きだそうです。 親子で同じ趣味があるのはいいですね。

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大阪市 北区 天神橋筋六丁目 篠原肛門科